svgファイルやpngファイル画像色変更

HTML/CSS

目的

svgファイルやpngファイルの画像は色を変更できます。
ここで紹介するのは、複雑な配色の方法ではなく、単色限定です。
画像ファイルのデフォルト色に関係なく変更可能です。

方法

htmlとcssだけで制御可能です。
ただし、ツールとして色指定のためのfilterプロパティへの変換サービスを使用します。
方法は以下の二つの方式があります。

  • 背景画像方式
  • <img>方式

svgの内容をインライン記述するなど他の方式もありますが、単純な記述で済む方法を採用します。

背景画像方式

▼ html

▼ css

【解説】

  • 2行目 webkit用のimageプロパティ
  • 2~6行目 標準のimageプロパティ
  • 7~8行目 背景画像が出現できるように矩形領域を確保
  • 9/12行目 背景画像の色 (未指定の場合は透過になるようです)

実際のレンダリング状態

▼ background-color: black;

 

▼ background-color: red;

<img>方式

▼ html

▼ css

【解説】

  • 2行目 画像のサイズ指定
  • 5行目 filterプロパティ
    こちらから取得 https://angel-rs.github.io/css-color-filter-generator/
    上記サイトへ行く→「Desired Hex Color」→「#F00」→「Get Filter」クリック→filterの右端「Copy」
    親要素に指定しても効くようです

実際のレンダリング状態

▼ 未指定(このsvgファイルのデフォルト)

 

▼ 赤

pngファイル

svgファイルをpngファイルに差し替えるだけで可能です。

まとめ

「背景画像方式」は記述が面倒ですが、色の指定が簡単で依存性がありません。
「<img>方式」は記述が簡単ですが、filterプロパティ取得用ツールに依存します。
どちらを採用するかは、その時々の都合によって判断することになるでしょう。

svgに関してはこのサイズでも劣化が見られません。サイズと色(単色)変更に関しては一つのsvgファイルで済むことになりますので、非常に利便性が高くなります。

(※ 当ページは社内技術資料としての位置付けですので読みにくいこともあるかもしれませんが、一般の方の課題解決に役立てれば幸いです。)

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